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2026.03.25お知らせ

鉄道事業の旅客運賃の上限変更認可申請について ~子育て応援のため、中学生にも小児料金を適用~

千葉県佐倉市ユーカリが丘において山万ユーカリが丘線を運営する、街づくり企業・山万株式会社(本社:東京都中央区日本橋小網町6番1号、代表取締役:嶋田 哲夫」)は、本日、国土交通省関東運輸局に鉄道旅客運賃の上限変更認可申請を行いました。
 
申請理由
開業以来、安心・安全・安定輸送の確保を最優先に、地域に密着した鉄道として、お客様サービスの向上に努めてまいりました。しかしながら、コロナ禍以降のテレワーク・オンラインミーティング等の普及により、山万ユーカリが丘線の利用者数は2019年度の1日あたり約2,100人から2023年度には約1,700人へと大幅に減少いたしました。これに加え、電力価格の上昇による運行コストの増大、人材確保・定着に伴う経費の増加、老朽化した車両・設備の修繕費用、耐震工事・防災設備整備への投資が急務となっており、現行の運賃水準では今後の経営健全化を図ることが困難な状況となっております。
当社では、運行本数の最適化や各施設の節電など経営合理化に継続して取り組んでまいりましたが、今後とも鉄道事業を維持し、安心・安全・安定輸送を継続するため、不足する費用の一部についてお客様にご負担をお願いするものです。
 
子育て応援 中学生にも小児料金を適用
少子化が進む中、子育て世代が地域に定着することは沿線の持続的な発展にとって重要と考え、今回の改定より普通旅客運賃において、中学生は大人料金ではなく小児料金(通学定期運賃においては中学生料金を新設)を適用いたします。これにより、子育て世帯の経済的負担を軽減いたします。
 
すべての定期券で鉄道・バス全路線に乗車可能に
当社が運行するこあらバス(左・右回り系統)についても同日に旅客運賃の変更を行います。
これまで、こあらバス(勝田台循環線)の乗車券をお持ちのお客様は、ユーカリが丘線およびこあらバス(左・右回り系統)にも追加負担なくご乗車いただけました。しかし、ユーカリが丘線やこあらバス(左・右回り系統)の乗車券をお持ちのお客様がこあらバス(勝田台循環線)をご利用の際は、差額運賃(大人60円、小児30円)をお支払いいただく必要がありました。
今回、山万ユーカリが丘線とこあらバス全3系統の運賃が統一(大人260円、小児130円)されることで、どの路線の乗車券をお持ちのお客様も、追加負担なくご利用いただけるようになります。これにより、乗車券を共通で使えるメリットがすべての利用者様に広がります。なお、こあらバス(勝田台循環線)は現行運賃(大人260円、小児130円)を据え置き、お客様のご負担は変わりません。
 
 
<山万ユーカリが丘線の主な申請内容>
券種
現行運賃
申請上限運賃
実施予定運賃
普通旅客運賃(大人)
200円
300円
260円
普通旅客運賃(小児・中学生以下)
100円
150円
130円
通勤定期(1ヶ月/大人)
7,800円
12,600円
10,920円
通学定期(1ヶ月/大人)
4,800円
7,200円
6,240円
通学定期(1ヶ月/中学生)
4,800円
7,200円
5,150円
通学定期(1ヶ月/小児)
2,400円
3,600円
3,120円
※中学生の普通旅客運賃は、今回の改定より小児料金(大人の半額)を適用します。
※中学生の通学定期運賃は、今回の改定より中学生料金を新設します。
※定期旅客運賃の実施運賃については、認可取得後に改めてお知らせします。
※実施予定運賃は認可を受けた上限運賃の範囲内で実際にお客様から収受する運賃額です。
 
<こあらバス 変更予定>
系統
現行運賃
(大人/小児)
実施予定運賃
(大人/小児)
備考
こあらバス
(左回り系統)
200円 / 100円
260円 / 130円
 
こあらバス
(右回り系統)
200円 / 100円
260円 / 130円
 
こあらバス
(勝田台循環線)
260円 / 130円
260円 / 130円      
据え置き
※中学生の普通旅客運賃は、今回の改定より小児料金(大人の半額)を適用します。
※バス定期旅客運賃の実施運賃についても、認可取得後に改めてお知らせします。
 
<山万ユーカリが丘線の申請概要>
 申 請 日
 2026年3月25日
 改定予定日
 2026年6月中旬(予定)
※認可後の改定実施日は認可後に改めてお知らせします。
 
<運賃の改定率>
種別
区分
改定率:上限運賃
(単位:%)
改定率:実施予定運賃
(単位:%)
定期外
 
50.0
30.0
定期
通勤
61.5
40.0
 
通学
50.0
30.0
 
小計
59.7
38.4
合計
53.6
33.1
 
 
 
 
■設備投資(修繕計画)
安心・安全・安定輸送の維持・向上に向けて、以下の設備投資・修繕を計画的に実施してまいります。
・車両塗装修繕工事
・電車線交換工事
・走行路補修工事
・22号転てつ器更新工事
・風速計更新工事
・各転てつ器可動部渡ケーブル交換工事
・車両及び設備の定期点検施工及び点検に伴う修繕
 
■経営合理化の状況及び今後の取り組み
当社では、利用状況に応じた列車運行本数の最適化を行うとともに、契約する電力会社の見直しなどにより節電に努めてまいりました。また、改札システムについては「ユーカリPASS」(顔認証乗車システム)を導入し、お客様の利便性向上に努めました。今後も、列車運行の安全を確保し、安心してご利用いただく環境整備を進めつつ、経営の合理化にも継続して取り組んでまいります。
 
運賃改定後の定期券のメリット
①山万ユーカリが丘線・こあらバス(左回り・右回り系統、勝田台循環線)すべてを一枚の定期券で利用可能
②毎日の通勤・通学において鉄道とバスをシームレスに乗り継ぎ可能
③これまで一部のお客様に必要だった差額(60円)の精算が不要に
  ※共通定期券の詳細については、認可取得後に改めてお知らせいたします。
今後とも、安心・安全・安定の輸送を堅持し、地域をつなぐ鉄道・バスとして、地域とともに沿線価値のさらなる向上に努めてまいりますので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
 
【参考】
「ユーカリPASS」概要
ユーカリPASS(顔認証乗車システム)については、2021年5月10日から山万コミュニティバス(こあらバス)での顔認証乗車によるシステムの実証実験を開始し、同年9月15日には山万ユーカリが丘線でのサービスを追加し、2023年3月まで複数の交通機関の連携を通じた交通環境(マルチモーダル交通体系) 整備の実証実験を行ってきました。2024年6月15日からは、顔認証改札として日本で初めて本格始動いたしました。
「ユーカリが丘」概要
1971年に開発が開始された、千葉県佐倉市に立地する総開発面積250ha(計画総人口約3万人)のニュータウンで、山万株式会社が開発を手掛けています。「自然と都市機能が調和した新環境都市」を目指し、京成本線ユーカリが丘駅周辺の住宅・商業一体の超高層立体開発と、新交通システム 「山万ユーカリが丘線」の各駅徒歩10分圏内に展開される一戸建の平面開発を行っています。(2026年2月末時点 人口:19,067人、世帯数:8,292世帯)
 
本件に関するお問合せ先
山万株式会社 公共交通事業部   電話:043-487-5036 (担当:直井)
ユーカリが丘公式タウンポータルサイト: https://town.yukarigaoka.jp/
 


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